浅薄
【せんぱく】[名・形動]
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 考えや知識が浅く行き届いていないこと。
 また、そのさま。あさはか。




あれは確か、初夏に脚を突っ込んだ頃合いだったと思う
名城大学女子駅伝部の今年度の体制はどうなってるのかと春先から気にしてたんだけど
HPの担当者が変わったようで、なかなか更新されなかった
やきもきした気分を抱えたそんなさなか、陸上関係の雑誌だったか

今年の名城大学は主将・"小田切亜希"選手を中心に・・・

しゅっ、主将っ!? Σ(゚□゚*)ナニーッ!!

亜希ちゃんキャプテンなん!?
これはファンとしてエールを送らねばなるまい!
よしっ、今年は・・・

仙台まで応援に行くぞっ!!ε=ε=ヾ(´∀`*)ノ
 
 
121028全日本大学女子駅伝 (2)

 というわけで
 今年二度目の仙台です



ただ、意気揚々と推参したわけではない
前日の特集番組で名城大学が取り上げられ、亜希ちゃんがインタビューを受けていた
普段なら喜んでいるところなのだが、内容が芳しくなかった
亜希ちゃんはエントリーしていた9月の日本インカレを何故か欠場
嫌な予感はしてたけど、やはり故障していたそうで・・・
なんとか仙台に間に合わせたものの、直前の記録会の5000mで17'01
本調子からはほど遠い

監督の方針としては「亜希が出なきゃ駅伝にならない」そうなので出場はする
無料で配られていたエントリー表を見たら亜希ちゃんは3区に配置

3区ねえ・・・

エース区間である
正直、向き不向きで言ったら不向きな区間だ
亜希ちゃんの強みは長距離を最後までイーブンペースで押せること
裏を返せばスプリント勝負は不得手
前と差があれば突っ込み、ラストスパートでいかに差を開けるか、という展開には向いていない
だから1・2年生時はアンカーを任された
本来ならエース区間は『日本選手権』10000mに出場した"高木綾女"が適任だ
しかし、エントリーされていないところを見ると彼女も調子を崩しているのだろう
なにせ『札幌ハーフ』以来全く名前を見ていない

と、不安材料ばかり書き連ねてみたけど、レース開始前はそれほど悲観してはいなかった
5000m15分台の自己ベストを持つ選手の数は名城大学がトップ
それに、酷いことを言うようだが立命館も仏教も弱体化が著しい
優勝はともかく良い勝負は出来るだろうと思っていた

121028全日本大学女子駅伝 (3)

 第三中継所の手前でスタンバる
 亜希ちゃんが走り込んでくるのを見るのだ




いつ雨が降り始めてもおかしくない気象条件の中、レースがスタート
1区出場選手中、持ちタイムは3位だった"池田絵里香"がまさかの8位、トップと24秒差
2区には立命館のエース"藪下明音"がいる
"安原光"には頑張ってもらってあまり差をつけられないように・・・
とは思ったが、1年生には荷が重い相手だ
二つ順位を上げただけでも十二分に仕事をした
2区終了時点でトップと約1分差の6位

そして3区、亜希ちゃんである
襷を受け取った後、突っ込み気味に入って5位集団を引っ張りはじめる
普通なら期待するところだろうが、個人的には見ていて嫌な感じしかしなかった
明らかにペースメーカーとして利用されている・・・
案の定、中間点の手前で5位集団の最後方にされてしまった
しかし、ここから持ち味の粘りでもう一度追い上げ、なんとか7位で襷をつないだ
6位と3秒差ではあったが、トップとは2分開いてしまった

121028全日本大学女子駅伝 (6)

 第三中継所からゴールへ移動
 このころから雨が本降りになる



4区の"米津利奈"は昨年、1年生ながら5000m15分台を記録している
「ここで挽回してくれ!」と期待したが、結果、区間11位で順位を一つ落とし8位
彼女も実力からすればかなり不本意な結果だ

5区の"八木絵里"が区間2位の力走を見せ、シード圏内まで後1秒という位置まで迫るも
アンカー"松山芽生"が大東大に引き離され

結果、「名城大学」総合7位

14回連続14回目の出場で、シード権を逃したのはこれが初


ゴール付近にいた名城大学の関係者が、選手共々集合するというので勝手に付いていく
どう考えても選手達は悲嘆に暮れているはずで、我ながら趣味が悪いとは思ったけど
このままあっさり退散するのも釈然としないというか、とにかく何か一区切りほしかったのだ

「レースお疲れ様でした」という簡単な慰労
というかそれ以上のことを言える人間がいるはずもない
雰囲気が重い、天候も相まってただただ重い
監督と主将の亜希ちゃんから挨拶があったけど・・・

浮ついた気持ちだけで観戦に来たことを後悔した



勝負である以上、時の運というものもある
特に今回、"久馬姉妹"を擁した筑波大学
創部3年目にも関わらず成長著しい大東文化大学
初の関西予選1位、大阪学院大学
この三校には時勢があった
立命館と仏教ばかり見ていて足下を掬われた感がある

しかし、最大の敗因はほぼ全員がピークをこの駅伝に合わせられなかったこと
エース格の一人は欠場、5000m自己ベスト15分台の選手が力を発揮出来ず後退
一人"八木絵里"だけが気を吐いていた
後に聞いた話だと、やはり1区"池田絵里香"も本調子ではなかったそうだ

たぶん絵里香ちゃんは来年主将だろう
捲土重来を期してほしい

でも亜希ちゃんは最終学年なんだよねえ
14年間維持し続けたものを逃した
そのチームの代表、主将だった
そして挽回しようにもチャンスがない
来年後輩達がシード権を奪取してくれれば済む・・・という話ではないよなあ
その心中如何ばかりか
これから競技生活を続けていく上で、良い意味で糧になってくれればと願うことしかできない


はあ・・・
ここまで凹んだの久しぶりだわ
 
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